また春に会いましょう。

ジョアンヌ

2015年05月02日 02:02

※超超長いです

※ボンバーさんの記事ではありません

※ボンバーさんの記事ではないですが、どうしても書きたくて書いたので、それでも読んでいただける方のみでお願いします(><。)









この間GACKTさんのブログを書いた時に、

「次はこの本を読む」とお伝えしていた本を、先日読ませて頂きました。



















hideさんのことは、もちろん存じておりました。


でも、有名な曲や、外見を知っている程度で、

すごい方なんだろうなっていう事はわかっていましたが、

hideさんやXJAPANの活躍していた頃、多分まだ小学生だった私は、そこまで知識がありませんでした。







本を読み、思った事。



hideさんの人柄、懐の深さ、生き方、センス、楽曲の素晴らしさ、周りの人たちへの想い……

そして、ファンの方々のhideさんへの想い…



こんなにもファンに愛され、hideさん自身もファンを愛し、

強い絆で結ばれている・・・・






なんというか……


もうhideさんのことが知りたくて知りたくて知りたくてたまらなくなってしまって……(´;ω;`)


「この人のことを、もっと深く知りたい!」




性格上、そうなったらもう止められません(>_<)







hideさんについて書かれた本を4冊購入し、熟読。

BOOKOFFを何店舗かはしごし、hideさんの特集の雑誌、対談の雑誌、載っている雑誌を片っ端から読み漁り、(読み始めて気付けば3時間経ってたり…)

レンタルされているCDは全て借り、

YouTubeで動画を何度も何度も拝見……





もうとにかく、、とにかくかっこいい(>_<。)!!!

完全に心臓を持っていかれました。




知れば知るほどもっと知りたくなって、

どんどんhideさんの魅力に填まっていく…





とても優しいhideさん。

いつも周りの人やファンのことを考え、

冷静で、温厚で、でもあるときはすごく熱い。



ファッションも、楽曲も、演出も、センスはずば抜けていてカリスマ性は抜群なのに、

なんかこう…年下の私でも「hideちゃん」と呼びたくなってしまうような、そんな気さくでいたずら好きで、とてもおちゃめな方。





そしてhideさんの曲って、とてもワクワクするんです!

ポップな曲も、ヘヴィーな曲も、ゆったりした曲も、

全部なんだかすごくワクワクするんです!





ステージの演出も、

どうやったら楽しんでもらえるか、

周りと違う、自分だからこそできることがやりたい。

普通じゃつまらない!


そういう考えを常に持っていて、

X JAPANのソロコーナーでは、X JAPANの雰囲気とは違った、POPで派手で楽しい企画を披露していたり…




知れば知るほど本当に素敵な方。

聴けば聴くほど素晴らしい曲。





いつのまにか大ファンになっていました(´;ω;`)

(もっと書きたいことたくさんあるんですが・・・やめておきます><。)




もうhideさんへの思いが止まらなくて、どうしようもなくて…





「お墓参りに行きたい……」





そんな考えに行き着きました。




おわかりかと思いますが、(←?)そう思ったらもう行かずにはいられないジョアンヌさん(><)





・・・・・・・行ってきました。(4日ほど前)





hideさんのお墓は、神奈川県三浦市、三浦半島の先っぽ、「三浦海岸」という駅からバスで少し行ったところにあります。


自分の住んでいる所からは決して近くはないですが、

もうそんなことどうでもよかったです。


片道2時間強、電車の中でもhideさんの本を読みました。





そして駅に到着。














お墓に供えるお花を買おうと、駅のすぐ側のお花屋さんに行きました。

当時hideさんの棺の中にもいっぱいに入れられた、白いバラを買おうと、

店員さんに

「あの、白いバラはありますか?」と聞くと、

「あぁあるよ(^-^) hideさん?」 と・・・(´;ω;`)


なんか一人でここまで来てしまったけど、すごく不安だったんでしょうね、

花屋さんがわかってくれた安心感と、仲間がいっぱいいるんだな、という安心感で、すごくホッとしました。



こんな新参者が花束をお供えするなんて恐れ多いと思い、

白いバラと、派手でPOPなhideさんが喜んでくれそうなオレンジのバラを選びました。




店員さんとhideさんの話をしながらラッピングを待っていると

「これ、もう咲いてきちゃったからサービスね(^-^)」

と言って、綺麗な淡いオレンジ色のバラを、一緒に包んで下さいました(´;ω;`)












あぁ・・・なんて素敵なんだろう。

きっとここに来て花を買っていくhideさんのファンの方たちが、とてもいいひとたちなんだろうな。

だからお花屋さんも、「hideさんのファン」であろう私に、こんなはからいをしてくれたんだろう。


お花屋さん、ありがとう(><。)



バスに乗り、「三浦霊園入口」で下車。




バスを降りた途端・・・・こんな景色が広がっていました。


















なんて素敵な所だろう・・・


キレイな海が一面に広がっていて、

砂浜では海藻を干したり、作業をしている漁師さんたち。




霊園へはそこから15分ほど歩くのですが、

ほんとうにのどかで、ゆっくりとした時間が流れている所でした。




家を出たときからからずっとhideさんの事を考えていたから、(むしろここ数日ずっと)

歩きながら、もう胸がいっぱいで(´;ω;`)

早くいきたいんだけど、うまく進めない・・・そんなかんじでした(><。)





しばらく歩いて、霊園に到着。



霊園が広すぎてちょっと迷いましたが、

hideさんのお墓は、やっぱり他の方のものとは違う。



遠くからhideさんのお墓を見つけた時、

胸がぎゅぅぅうっとして・・・・



そして、お墓の前まで歩いていきました。





hideさんのお墓です。




























真ん中に大きく「hide」と掘られ、


左側には、ご家族のお言葉。


右側にはhideさんの曲「HURRY GO ROUND」の歌詞とギターが刻まれていました。




ただ 例えれば

実る果実の 芳しく眩い香りも

ひとつ 季節彩り

そっと 枯れ落ちたとて


蔦は絡まり 身は朽ち果てて

思い出の欠片 土に帰り

また 花となるでしょう

Like a merry-go-round & round

また 春に会いましょう


また 春に会いましょう









やっとhideさんのところに来れた嬉しさはもちろんですが、


リアルタイムでhideさんの死を知らない私にとって、

目の前にあるお墓が、とても生々しくて、現実的で・・・


そんなことわかっているハズなのに、

もうこの人に会うことはできないんだなって思ったら、ものすごく悲しくて寂しくて・・・



涙がボロボロと止まりませんでした。


最近ずっと見ていた映像の中のhideさんは、楽しそうに生き生きしてたから・・・






飾られているたくさんの写真、

hideさんが吸っていたマイセンのスーパーライト、

大好きだったお酒、

たくさんの花・・・・・・




たくさんのファンの愛に囲まれているhideさん。


・・・・もうここから離れたくない・・・(´;ω;`)






楽しそうにギターを弾き、

楽しそうに歌い、

楽しそうにステージを駆け回る、


そんなhideさんを、私も見てみたかった。


どんなに遠い席でもいいから、hideさんのつくる空間を、私も体感してみたかった。












もう涙が溢れてきて止まりませんでした。









でもhideさんは、きっと自分のお墓の前でファンが泣いてるなんて、

絶対喜ばないだろうなと気付き、



自分の気持ちと、感謝を心の中で伝え、

手を合わせました。




広い霊園ですが、なぜかそれまで誰もいなかったんですが、


私が帰ろうとしたとき、外国の方が隣を通り過ぎたので振り返ったら、

その2人組の外国の方も、hideさんのお墓の前で手を合わせておられました。



海外の方からも、いまだに支持されているんだなぁと、とても嬉しかったなぁ。



そしてまたバス停へ。


さっきみた景色も、お墓に行く前と気持ちが違うせいか、

違って見えました。











海の岸壁に座って、hideさんの大好きだったメロンパンを食べました。

hideさんに会いに来れた事、hideさんがこんな素敵なところに眠っていることが嬉しくて、号泣しながら・・・・・



今思えば、はたから見たらかなり危ない人ですよね・・・

海の岸壁に座って、泣きながらメロンパンって・・・・








でも本当に行けてよかった。






こんな記事を書いた今日5月2日が、hideさんの17回目の命日です。







ヴィジュアル系の元祖を築き、

いろんな人に影響を与えたhideさん。



いま活躍されているアーティストさんの中にも、

hideさんに憧れてギターを始めたという方が、とてもたくさんいます。


喜矢武さんもその一人ですね。

(弾いてないけど・・・・笑)



ファンクラブツアーでも、「ROCKET DIVE」を歌ってましたね。





hideさんがいなかったら、喜矢武さんがギターを始めることはなかったかもしれない。

喜矢武さんがギターを始めなかったら、きりちゃんに興味を持たなかったかもしれない。

そしたら、ゴールデンボンバーは無かったかもしれない・・・・



hideさん、喜矢武さん、ありがとう(´;ω;`)



喜矢武さんが大学の卒業論文に「X JAPAN」を選んだことを、すごく誇りに思います。(なんか上から目線ですみません・・・)





hideさんにはもう会えないけど、

hideさんの曲はずっと生き続けるし、hideさんを慕い、想いを受け継いだ後輩もたくさんいます。



そんな、みんなから愛され慕われたhideさんを、私もこれからも愛していきたい。


hideさんがトップを走り続け、築き上げた「ヴィジュアル系」

そしてhideさんの後輩たちを、これからも応援していきたいです。














このブログを読んで下さっている方には、

きっとhideさんの世代ど真ん中の方もたくさんいらっしゃると思います。




hideさんの昔からのファンの方々、

こんなドドドドド新規が、図々しくhideさんについて書いてしまい、

ご気分を悪くされたらすみません。

まだ知らないこともたくさんあると思いますが、

私なりに、もっと勉強していきます。









最後まで読んで下さったみなさん、ありがとうございました(´;ω;`)


ボンバーさんの記事じゃなくてすみません(><)



でもどうしても何かに残しておきたくて・・・・





記事を読んで下さった方々が、なにか感じて下さったら嬉しいです。


(ジョアンヌさん・・・追究心がホラー・・・とかでもこの際いいです←)






何か感じるってすごく大事です。



あと、好きな事、好きなもの、好きな人がいるって、すごく幸せです。



そして、今出来る事は何でも面倒くさがらずやるべきだし、会いに行ける時に行かなきゃダメ。



明日なにがあるか分からないですからね。






もう会う事はできないhideさんも、毎日を全力で生きているきりちゃんも、


2人とも私に、「1日1日を大事に、今できることは今やる!」ということを教えてくれました。





hideさん、きりちゃん、ありがとう。









そんなお2人を、心から尊敬しています。














今日は5月2日、命日。


hideさん、天国で幸せに暮らしていますか・・・?


hideさんのご冥福を、心から祈っています。





また春に会いましょう。
















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