こんばんは。
少し時間が経って、書けるようになったのと
時間が経って薄れてしまう前に書いておきたいと思ったので
書かせていただきます。
「ギルドについて。」
初めは、喜矢武さん(実輪さん)がMVに出演した、ウソじゃないという曲でギルドに興味を持って、
曲を聴いたり動画を見たりしてるうちにどんどん好きになっていって
初めて行ったライブは2013年。
りゅーさんの艶のあるビブラート(←表現が難しいんですが、聞いたことある方はなんとなくわかるはず・・・)
パワフルな歌声、
ひれさんの超絶ギターテクと超絶スマイル
そして関西人2人のお笑いコンビ(笑)
1人で行ったけど、全然置いていかれなくて、すごく楽しくて。
一気に「好き」が加速。
それまで一人で遠征なんてしたことなかったけど、
初めて一人で遠征をしたのがギルドでした。
私はギルドの、ほんわかだけど関西ノリのバンドの雰囲気が大好きでした。
バンドの仲が良くて、
休みの日にもメンバーで買い物に行ったり、
ツアー中の地方でも、毎回みんなでごはんを食べたり・・・
なにより、リーダーの宏一が
ギルドというバンドを愛しているのが、いつ何時も・・・もう毎秒ごとに伝わってきて、(←)
ギルドは大丈夫だと勝手に思ってしまっていました。
1年前に活動休止を発表されたときに、
初めは受け入れられなくて苦しかったけど
りゅーさんのブログを読んで、すごく救われました。
http://ameblo.jp/guild-ryuichi/entry-12082347788.html
1年間4人での活動はなくて、
きっとギルメイトも寂しかったけど、、また4人での再開を信じてじっと待っていた。
だから、「RYUICHI卒業」なんて、
絶対に信じたくなかった。
私はナイトメアの活休前最後のライブの頃と発表時期がかぶり、絶望のドン底でした。
りゅーさんの卒業前最後の2回のライブは
ボンバーさんのたまアリと連結していて準備もバッタバタだったし、
じっくり考えてる暇なんて全然なかったです。
だから、ライブに行ってから初めて実感してしまった。
2/1 恵比寿リキッドルーム (卒業の一つ前のライブ)
1年3か月ぶりに見たギルドは、変わらずギルドのままで、
いつもの超絶ギターと超絶スマイルのひれさん、
関西お笑いコンビのたんさんとこっちゃん、
そして真ん中で楽しそうなりゅーさん。
1年ぶりに見たギルドも、
私の大好きなギルドだったよ。
でも、
病み上がりだったからなのかもしれないし、
私が感じただけなのかもしれないけど、
りゅーさんは・・・・・
この言葉が正しいのかわからないけど一言で言うと、「満身創痍」
卒業を発表した後のブログに、「突発性難聴」「ライブ中の吐き気」「病気にもなりやすくなった」「身体的にも限界を感じていた」
という言葉があって、
1年前のりゅーさんからは、あまり感じたことがなかったけど、
この日のりゅーさんを見ていて・・・
決して手を抜いたとか、全くそういうんじゃないんです。むしろいつも以上に全力で歌って全力でパフォーマンスをしてくれて。
でも、もう体も喉もボロボロで、
最後のアンコール、
ボンバーさんでいうイヤホンみたいな、ファンとの掛け合いがある、Burning Loveという曲があるんですが、
曲の途中に
「もう、身体も喉もボロボロだけど、最後まで精一杯歌うから、みんなも全力で返してほしい」
と言ってくれました。
りゅーさんは本当に全力で、最後まで振り絞って歌ってくれて、、、
高音も出なくて息も上がってたけど、
きっともう気持ちと気力だけで歌ってくれたんだよね。
その姿に、もう涙が止まらなかった。。。。
りゅーさんに、気持ちは全部伝わったよって伝えたくて
私も全力で返しました。
そんな気持ちのまま
2/3 赤坂ブリッツ (卒業公演)
もうステージに「RYUICHI」が現れた瞬間から涙が止まらなかった。
私の隣にいた子も、初めから泣いていて、
きっとここにいるほとんどの人が同じ気持ちなんだなと、ちょっと心強くなったと同時に、
こんな空間はもう二度とないと思うと一気にまた寂しくなってしまいました。
ステージの真ん中でキラッキラに楽しそうに歌うりゅーさん。
楽しそうに「ギルド」をしているメンバーを見ていて、
一瞬忘れてしまいそうになるくらい、いつも通りギルドはギルドでした。
でも、もうこの4人でのステージは見られない。
目に焼き付けようとすればするほど涙があふれてきて見えなくなってしまって・・・
4年前に必死で覚えた絶妙にダサい振りも、
りゅーさんが書く至高のラブソングもひねくれたコミカルな曲も、
爆笑4人のMCも、
楽しそうに歌い演奏する4人も
いま見ているものや感じていること、「ギルド」すべてが大好きなんだなと感じました。
楽しそうに愛しそうに、
一番後ろから3人を見てドラムを叩くこっちゃんが忘れられません。
アンコールの中でやってくれた、
私がギルドの中で一番好きな曲。「Departure」
恋愛の歌だけど、りゅーさんが
「恋愛だけじゃなくて、いろんな出会いは本当に奇跡」と言ってくれて、
この日に歌ってくれて本当に嬉しかったんだ。
僕がここに生まれ君に出会えた
これを奇跡と言わずに何というのだろう
これから先は何が起こるのかな
時間が君と結びつけるだろう
時計の針を少しだけ戻した
これで君との時間は長くなるのかな?
一秒後の未来大切にしたいな
先がリアルになっていくんだ
ライブ中は一切卒業について触れませんでした。
りゅーさんが最後に、「楽しいライブで終わりたかった」って言ってくれました。
とっても楽しかったよ。
でも、それだけではなかった。
ありがとうが一番だけど、
4人のギルドが大好きだから、それだけでは終われないんだよ。
やっぱり寂しいよ。
いつも最後4人で手をつないでお辞儀をしてくれるんですが、
すごくすごく長い時間、誰も顔を上げなくて、
ファンからのたくさんの「ありがとう」と「お疲れさま」を聞いてくれているのかなと思っていたけど
顔を上げた4人を見て、
多分・・・・顔を上げられなかったんだ。
みんな目が真っ赤だった。
たんさんは顔がくしゃくしゃだった。
ファンには言えないこともきっとたくさんあっただろうし、
この4人で今までずっと頑張って来て・・・
一番悔しいのは4人だって今さら気づいてしまった。
ごめんなさい。
悔しいよね。寂しいよね。
そんなことを考えていたら、
愛しくて寂しくて切なくて、
最後は笑顔でさよならはできなかった。ごめんなさい。
でも、1年もかけてりゅーさんが考えてくれた結果と
3人が納得した道だから
きっと間違ってないんだ。
ギルドは続いていくし、
新しいボーカルが入るかもしれない。
きっと最初は受け入れるのに時間がかかるだろうし、
いままでのRYUICHIの声が耳になじんでいるファンからしたら、やっぱり違う声に抵抗はあると思います。
きっと空気感やバンドの雰囲気だって変わってしまう。
でも、ゴールデンボンバーに入ったばかりのいつかの研二さんみたいに
きっと不安で不安で仕方がないかもしれないし、
最初は強い風に当たるかもしれない。
RYUICHIが卒業してもギルドの曲は残っていくし、
いろんな物を受け止めて受け継いでくれる新しいボーカルがいるなら
温かく見守っていけたらいいなと思っています。
そして、私はやっぱりりゅーさんの歌が、声が大好きです。
どんな形でも、またりゅーさんの歌が聴きたい。
前に書いてくれた言葉を信じて、
待っていようと思います。
ひとつ言えることは、僕は歌うことが大好きです。
その気持ちさえ変わらなければ、僕はいつまでもみんなの前にいられると思っています。そして僕は未だに歌で人を笑顔にできる、幸せにできるって思っています。
りゅーさん、
りゅーさんのいた4人のギルド
いままで本当にありがとう。
ぜったいに4人とも、幸せになってください。
これからも4人を応援しています(^-^)